『オートエンコーダ』は教師なしでデータの特徴を学ぶ技術。VAEへの発展は生成AIの基礎です。
オートエンコーダって、何を自動化してるの?
オートエンコーダ(Autoencoder, AE) は、入力を一度圧縮してから復元するニューラルネットよ。
入力と出力が同じになるように学習するの。
構造はエンコーダ+デコーダ。
エンコーダが入力を低次元の潜在空間に圧縮し、デコーダがそれを元の次元に復元するの。
入出力が同じなのにぃ、なんで学習する意味があるんですかぁ?
潜在空間がデータの本質的な特徴を捉えるからよ。
結果として次元削減、異常検知、事前学習に使える汎用ツールになるの。
もう一つ重要な派生がVAE(Variational Autoencoder, 変分オートエンコーダ)。
2013年にキングマ等が提案した、確率的な生成モデルよ。
VAEは、何が違うのっ?
VAEは潜在空間を確率分布 (通常はガウス分布) として学習するの。
だからランダムサンプリングで新しいデータを生成できる。
これが生成AIの基礎になったのよ。
VAEの損失は再構成誤差とKLダイバージェンスの和。
再構成誤差で復元精度を、KLで潜在分布を正則化する仕組みね。
ガウス分布、またまた出てきましたぁ!
VAEの応用は画像生成、音楽生成、分子設計など広い。
ただし生成画像がぼやける傾向があり、後のGANや拡散モデルに主役を譲ったわ。
ぼやけるのは、VAEが確率分布の平均を返しやすいから。
でも安定した学習と解釈性の高さから、今でも研究や特定用途で使われているわ。
VAEから生成AIの流れが始まったんだね!
G検定では『オートエンコーダ=エンコーダ+デコーダ』『次元削減・異常検知への応用』『VAE (キングマ, 2013) = 確率的オートエンコーダ』を押さえて!
確認クイズ
確率的な潜在空間を持ち、そこからサンプリングして新しいデータを生成できる生成モデルはどれか。
- CNN
- VAE (変分オートエンコーダ)
- RNN
- SVM
こたえを見る
正解: 2. VAE (変分オートエンコーダ)
VAE (変分オートエンコーダ)は潜在空間を確率分布として学習し、サンプリングで新データを生成できる生成モデルです。2013年にキングマ等が提案しました。