階層クラスタリング・DBSCAN - k-means以外のクラスタリング

デンドログラムの階層クラスタリングと、密度ベースのDBSCANを整理。k-meansと使い分けの観点から解説します。

k-means以外にも様々なクラスタリング手法があります。『階層クラスタリング』と『DBSCAN』の特徴を押さえて、使い分けを理解しましょう。

雷門 あかり(普段) 雷門 あかり

k-meansの次は階層クラスタリングかぁ!

六角 いずみ 先生(笑顔) 六角 いずみ 先生

そうよ。
階層クラスタリングは、データ点を徐々にまとめ上げていく凝集型と、全体から分割する分割型があるわ。

白銀 エマ(普段) 白銀 エマ

最も一般的なのは凝集型。
各点を独立クラスタとして開始し、最も近い2つを繰り返し統合していくの。
結果はデンドログラム(樹形図) で可視化できるわ。

紫藤 ゆら(笑顔) 紫藤 ゆら

わぁ、木を育てていくみたいですねぇ♪

六角 いずみ 先生(普段) 六角 いずみ 先生

クラスタ間の距離計算にはウォード法、群平均法、最短距離法などがあるわ。
分散を最小化するウォード法が最もよく使われるのよ。

白銀 エマ(普段) 白銀 エマ

階層クラスタリングの利点は、kを事前に指定しなくていいこと。
デンドログラムを見てから、後でクラスタ数を決められるの。
ただし計算量がO(n²)だから、データ量が多いと厳しいわね。

雷門 あかり(笑い) 雷門 あかり

じゃあDBSCANはどんな感じ?

六角 いずみ 先生(笑顔) 六角 いずみ 先生

DBSCAN(Density-Based Spatial Clustering of Applications with Noise) は、密度ベースのクラスタリング。
『密に集まっている点の集合』をクラスタとみなすの。

白銀 エマ(普段) 白銀 エマ

パラメータはε(近傍半径) とMinPts(最小点数) の2つ。
ε内にMinPts以上の点がある点をコア点とし、コア点を中心にクラスタを育てるのよ。

紫藤 ゆら(笑顔) 紫藤 ゆら

密なところと疎なところを見分けるんですねぇ!

六角 いずみ 先生(普段) 六角 いずみ 先生

DBSCANの強みは『クラスタ数を事前指定不要』『非球状クラスタも扱える』『外れ値 (ノイズ) を自動識別』の3点。
地理データや異常検知に強いわ。

雷門 あかり(びっくり) 雷門 あかり

k-meansじゃ見つけられない複雑な形も検出できるんだね!

白銀 エマ(普段) 白銀 エマ

弱点は密度が均一でないデータで性能が落ちること。
そこでOPTICSという改良手法も提案されているわ。

六角 いずみ 先生(普段) 六角 いずみ 先生

G検定では『階層クラスタリング=デンドログラム』『DBSCAN=密度ベース・ε・MinPts』『k-meansとの違い』を押さえておいてね!

確認クイズ

DBSCANクラスタリングが扱う『密度ベースでクラスタを形成する』特徴と最も関係するパラメータはどれか。

  1. k (クラスタ数)
  2. ε (近傍半径) と MinPts (最小点数)
  3. 学習率
  4. バッチサイズ
こたえを見る

正解: 2. ε (近傍半径) と MinPts (最小点数)

DBSCANの主要パラメータはε (近傍半径) とMinPts (最小点数)です。ε内にMinPts以上の点があるコア点からクラスタを形成します。kはk-means用、学習率とバッチサイズはニューラルネット用です。

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