『AIガバナンス』と『責任あるAI』は企業のAI導入で必須の概念。G検定では原則とフレームワークが問われます。
AIガバナンスって、要は統治するってこと?
そう。
AIガバナンスは、AIを組織内で安全・倫理的・効果的に運用するための方針・手続き・体制の総称よ。
対をなす概念が責任あるAI(Responsible AI)。
Microsoft、Google、IBMなど主要企業が掲げる理念で、公平性、透明性、説明可能性、プライバシー、安全性、アカウンタビリティ(説明責任) を柱にしているわ。
ちゃんと責任を持ってAIを使うってことなんですねぇ♪
具体的な国際標準としてISO/IEC 42001(2023年12月発行) があるの。
AIマネジメントシステム (AIMS) の世界初の認証規格で、ISO 27001 (情報セキュリティ) のAI版と言えるわ。
米国ではNIST(アメリカ国立標準技術研究所) のAI リスク管理フレームワーク (AI RMF, 2023) が有名。
Govern, Map, Measure, Manageの4機能でリスクを管理するの。
頭文字とってGMMMって覚えればいいんだね!
日本ではAI事業者ガイドラインが事実上のガバナンス指針。
加えてAIセーフティ・インスティテュート(2024年設立) が赤チーム演習などの評価手法を整備しているわ。
企業内ガバナンスではAI倫理委員会の設置、AI台帳(導入しているAIシステムの一覧) の整備、影響評価(AI Impact Assessment) が具体的な実践項目よ。
会社の中でも、いろいろ体制づくりが大変なんですねぇ…
重要な考え方がアジャイルガバナンス。
技術変化の速いAIに対して、固定的なルールではなく継続的に見直す動的な統治モデルね。
Model Card(モデルの仕様書) やDatasheet for Datasets(データシート) のような文書化も標準実践。
LLMにもSystem Card(OpenAI) が付与されるようになっているわ。
モデルにも取扱説明書がつくみたいな感じだね!
G検定では『AIガバナンス』『責任あるAI』『ISO/IEC 42001』『NIST AI RMF』『AI事業者ガイドライン』『Model Card』『アジャイルガバナンス』を押さえて!
確認クイズ
2023年12月にISOが発行した、AIマネジメントシステムの世界初の認証規格はどれか。
- ISO 27001
- ISO/IEC 42001
- ISO 9001
- ISO 14001
こたえを見る
正解: 2. ISO/IEC 42001
ISO/IEC 42001は2023年12月に発行された、AIマネジメントシステム (AIMS) の世界初の認証規格です。ISO 27001は情報セキュリティ、ISO 9001は品質、ISO 14001は環境マネジメントの規格です。